Chie Matsuki のインタビュー

2019年1月30日Chie Matsuki
2019年1月30日2019年1月30日
松木千枝と申します。IT系企業で営業職として働いていた50歳の時ヨガと出会い、be yoga Japan でヨガを学び、53歳でフリーランスのヨガインストラクターに転身しました。ヨガの指導を始めて現在4年目で、週に15クラス、延べ200名ほどの生徒さんにヨガを教えています。毎朝30分から、長い的は2時間ほどヨガをすることが日課になっています。
肩こりがひどかったので、自宅でストレッチを始めようと、ヨガのDVDをTSUTAYAで借りたのがきっかけです。それがたまたまbe yoga Japan のマック久美子先生が監修しているDVDで、映像も久美子さんの声もとても落ち着いていて好きになりました。毎晩のようにDVDを見ながらヨガを続けていたある日、満員電車の中にいるのに、まるで朝の湖のほとりにでも立っているかのように気持ちが静かになっていることに気づき、「ヨガってすごい」と感動したのを今でも鮮明に覚えています。
ヨガを知ってまだ6年ですが、今の私の身体の成分のほとんどはヨガで構成されているんじゃないかと思うほど、ヨガに浸って暮らしています。
ヨガをエクササイズとして捉えている人にとっては「ただの流行り」で終わってしまうかもしれません。実際「飽きた」と言ってヨガを辞めてしまった人もいます。ヨガの全てを経験すればその認識も変わったかもしれないので、残念です。
最初に始めたヨガがイシュタヨガだったので、私にとっての原点です。また、インストラクターというお仕事の面でいっても、イシュタヨガを学んで指導に入れたことは、とてもラッキーだったと思います。競争率の高い世界で、今のところ順調にお仕事を獲得できているのも、イシュタヨガが万人に楽しめるスタイルだからだと思います。
自分と向き合うことへの気づきです。それまでいかに自分を粗末に扱ってきたか、日々ヨガを通して痛感しています。
ヨガって流行の最先端なんだなあ、と思います。そして、ファッションであれなんであれ、そういう方々の注目度のおかげでヨガへの注目も高まり、社会に認知されるのは悪いことではないと思います。
mandukaです。丈夫で使い込んでも全くへたらないです。
beyond yogaとONZIEです。alo yogaも好きです。
一概に価格では線引きはできませんが、例えば、逆転のポーズでタンクトップの裾がめくれ上がってしまうようなことはできれば避けたいのですが、ちゃんとしたヨガブランドのものはそういうことがありません。それなりに高いですが、洗濯しても色落ちしたり破けたりしないし、結果的にはコスパが良い気がします。
まるで変わりました。以前は、自分の体や気持ちを顧みることはありませんでした。半世紀を生きてきて、今更生き方を変えられるわけがないと誰もが思うような年齢になっても、まだ挑戦と発見が続いている…そんな経験を与えてくれたのもヨガだと思います。
シヴァ・レイです。理由は、ダイナミックで開放感があり、エネギッシュだからです。
最初は知人からヨガスタジオの運営を手伝わないかと誘われ、好きなヨガを仕事にできるならと会社を退職したら、その話が流れてしまい、急遽フリーランスとして働くことになりました。そんな経緯がなかったらヨガを教えることもなかったかもしれません。
イシュタヨガというスタイルのヨガを教えています。
全米ヨガアライアンス協会イシュタヨガ認定インストラクターRYT500、マタニティヨガ、シニアヨガなどのライセンスを取得しました。
最近はSNSです。特に海外のヨギーたちのinstagramは動画も多く、ためになるし面白いです。
「ここまで勉強してきた」という証でもあり、資格に見合うだけのものが身についているか、自分に問うための基準でもあります。
通いたいスタジオが遠かったり、家族の介護や育児などで、思うように出かけられない人たちにとって、時間や場所の制約を受けず、また家を開けることなく、お気に入りの先生からヨガを学べるというのはとても意義深いことだと思います。
いろんな人がヨガを体験できる良い機会になればと思います。同時に、教える側としては、ヨガの経験値が異なる人たちにどう指導していくべきか、頭をフルに使っての挑戦になりますね。
ヨガは、何かを身につけていくためのものではなく、一枚一枚薄皮をはがすようにして、自分の核へと意識を向けていくためのものだと学びました。この考え方は全てのことに通じるものかもしれないと思います。
レッスンの後、生徒さんが道具をどのようにしまうかで評価します。ヨガがきちんと伝わったクラスでは、綺麗に片付けてくださったり、手伝ってくださったりします。
人気の先生から引き継がれて、満員だったクラスが生徒さん1人しかこなくなってしまったことがありました。そのときはとても憔悴し落胆しましたが、焦らず、ときを待つことも必要だと知りました。腐らず淡々と、自信を持ってできることをやればお客様は戻ってくるし、新しいお客様が足を運んでくださるようになります。
少人数のクラスでは、最初にお一人お一人にその日のコンディションをうかがうようにしています。体調だけでなく気分や、お会いしていない間に起こった出来事についてもお話ししていただけたりしています。クラスの雰囲気が丸くなりますし、その日に皆さんがヨガに何を求めているのかがわかり、今日必要なアサナやクラスの方向性もそこから決めていけます。
体調、時間、お金、スキルアップといった自己管理だと思います。
とても現実的なことですが、心身の健康を第一に、生活にもある程度余裕がある状態を作っておくと良いと思います。
「ヨガを指導する立場として学んできたことをもとに、自分に今できることをすればいい」と言っていただいたことです。
コミュニケーション能力、身体能力、美貌のうちのどれか自分が持っているものを磨けば一流になれると、有名なヨガの先生がおっしゃっていたような気がします。
ヴィラバドラアサナ1です。最初はアライメントが難しく、自分がポーズをとるのも誘導するのも苦手でした。でも何度も練習するうちに、安定した下半身の上で胸が開かれていく、太陽に胸をかざしていくような、力強くて前向きなポーズなんだな、と。そう認識できてからは、生徒の皆さんにも、呼吸を感じながらポーズを楽しんでいただけるよう誘導できるようになりました。
苦手な逆転のポーズは必ず練習に入れるようにしています。
ヨガは何歳からでも始められます。特別な運動経験がなくても大丈夫です。そして、ヨガをするなら、できれば瞑想や呼吸法も実践できるクラスに参加してみて欲しいです。