Kaori のインタビュー

2019年4月4日Kaori
2019年4月4日2019年4月4日
はじめまして。kaoriと申します。元パティシエで、元ヨガインストラクターです。パティシエ時代に肩凝りや腰痛に悩まされ、健康維持のためにヨガを始めました。28歳の時に難病を発症し、現在は療養中です。たくさん身体を動かすことが難しくなりましたが、幾度となくヨガやヨガニードラに助けられ、心と身体が解けていくことを実感しています。健康だけが幸せではないこと、一人ひとりの存在そのものが既に尊く美しいのだとお伝えしたいです。
体と心のバランスを取るもの。もし自分がブレても軸に戻りやすくしてくれるものです。
自分の身体の調子を把握しやすくなったので、onとoffのメリハリがつけやすくなりました。また、ベクトルが自分に向くので、他者と比べることがなくなりました。
努力というよりは、ヨガを続ける中で「自分にとっての心地よさを選び取る」ことを重ねることによって自然に培われるものだと思います。
優先すべきは西洋医学だと思っています。自然療法はたくさんありどれも素晴らしいものだとは思いますが、体質も症状も環境も十人十色ですので、そればかりに傾倒・盲信してしまうのはとても危険です。医学的根拠に基づくものを信じます。
easyogaさんのヨガマットを使っています。とてもしなやかで何より華やかなので、マットを広げる度にhappyな気持ちになれます。
女性には月経サイクルの関係で強い動きが向かない時期もあるので、女性に特化したクラスがあることは有難いです。ですがヨガをするにあたって男女が共にヨガをすることは自然な形だと思いますし嫌だと感じたことは一度もありません。自分が一番心地よいと感じるクラスを選ぶことが大切だと思います。
通っていたヨガスタジオの先生が勧めてくださり、スタジオ運営のお手伝いを提案してくださったのがきっかけです。持病があり、自分の身体との向き合い方について真剣に考えていた時期でしたので、私の人生においても転機となりました。
非暴力(アヒンサ)です。日本では「人にやさしく、自分に厳しく」という姿勢が美しいとされがちですが、私は自分にもやさしくしてあげたいです。そうでなければきっと、人にも優しくできません。
主治医の許可があることが大前提とし、クラス全体の難易度を下げ、持病のある生徒さんに合わせたシークエンスを組みます。自分もeasyポーズで見本を見せるようにします。ヨガで症状を悪化させないため無理をしないよう気を配り、いつでもお休みできることを促します。
「息を止めて歯を食いしばって難しいポーズをしちゃだめよ。自分にsweetにね!」。のお言葉が強く印象に残っています。ひとつひとつの呼吸に丁寧に関わることや、自分にとっての心地よさを選び取ることの大切さを実感しています。
生徒さんの安全を守ること。生徒さんに寄り添うことだと思っています。
健康で柔軟性のある人が美しくポーズをきめることだけがヨガではありません。ヨガを「敷居が高いもの」と感じてしまっておられる方も、ぜひ気軽に始めていただけたらうれしいです。