その時の自分に合わせたヨガプラクティス

2018年7月16日SaYaHa
2018年7月16日2018年7月16日

私は今まで17、8年ほどヨガプラクティスを続けてきていますがその17、8年いつも同じようにヨガプラクティスをしてきたわけではありません。ダンスのインストラクターとして毎日バリバリダンスを教えていた時にリラクゼーションの一環としてヨガをしていた時、難病になり寝たきりの中始めたヨガなど今までのヨガ人生、ヨガの難度も回数もその時の体の状態によって様々でした。

以前こちらでヨガが私の難病克服の中でとても大きな役割を果たした、ということについて書かせていただきましたが(こちらをご覧下さい)、今回はそれに関連し、同じ人でも日々違うヨガプラクティスについてちょっと記事を書かせていただきます。

こんなヨガポーズも練習せずにできてしまいました。こちらはハワイでのヨガ撮影から♪

近年ヨガがとても流行っていてインスタグラムなどソーシャルメディアではとても同じ人間とは思えない柔軟性やパワーのヨガポーズをきめて写真を撮っているヨギーがたくさんいますね。ヨガプラクティス、ヨガトレーニングを続けてきた人たちが見せるその美しいアサナ、とても美しくて、ついついそのポーズの凄さに見とれてしまいがちですが、ヨガプラクティスは人それぞれによって違ってきます。そんな凄いアサナができるヨギーも、その日にヨガプラクティスを開始した時点と1時間、2時間ヨガプラクティスをした後では柔軟性も、バランスも全ての違うのです。個々の体型や柔軟性、そして体の質の違いだけでなく、同じ人でも日によって体が違うので日々プラクティスの質が変わってくるわけです。

現在は手を使わずにヘッドスタンドを目指すべく日々ヨガプラクティス中!

私個人の経験ですが、ダンスのプロとして毎日ダンスを踊り教えていた時は体も出来上がっていて高難度のパワー系のヨガポーズの練習をしなくても簡単にそれらのポーズなどができてしまったりしていました。ただ、逆に筋力がすごくあったので、凄く筋力が発達した所などは硬くなり過ぎていて、そこをリラックスさせるためにヨガなどがとても役立っていました。

そして、難病で寝たきりになっていた時に少しずつヨガを始めた時は、まずはほんとに5分10分と言う呼吸法を中心にしたヨガから始めていきました。寝たきりで1日ちょっとしか体を動かせなかった時だったので、もちろんパワーポーズなどは無理、呼吸に集中したり軽い柔軟ストレッチをするのが精一杯でした。自分の体がまるで別人のようだった時だったので、すでにその時点でヨガ歴は10年以上超えていましたが、ヨガプラクティスをとにかく初歩の初歩に戻してやっていました。同時にそんな時は、私が求めていたヨガインストラクターもバリバリ体が動けた時とは違っていました。

体調が悪いからい時、ストレスを感じている時はいつもより丁寧にメディテーション。

その時は,ほぼ呼吸法を中心にヨガプラクティスをしていた時だったのですが、声が癒しになるヨガインストラクターを常に求めていたような気がします。心と体はやはりつながっているので、その時できるヨガプラクティスに合わせ、心が、体が求めていたヨガインストラクターも体が何不自由なく動かせた時とは違ってきたわけです。逆に、今は難病も完治し、またバリバリ動きたいと思っているので、常に私に新しいチャレンジをしてくれるヨガインストラクターを求めている自分がいます。

ヨガプラクティスといっても本当に様々で、その人、そしてその日によってできる事も違えば、求めているものが違ってきます。今私は、子育てで忙しい中バリバリ仕事をしているので、ヨガが癒し、そしてストレス発散の時間になっています。基本的に体育会系の私は、癒しの中にも体を目一杯動かしたいというものがあるので、私を挑戦してくれるヨガイインストラクターを求めていますが、同時にヨガをした後最後にしっかりリラックスできるメディテーションをうまく誘導してくれるインストラクターも求めています。

ヨガを続けて17、18年ですが未だに日々の身体の違いにビックリします。

今は本当に数多くのヨガスタジオそしてヨガインストラクターが活躍していますが、これからヨガを始めようと思っている人は時間をかけていろいろなヨガインストラクターからヨガを学んでください。すごい柔軟性がある、すごいパワーポーズができるヨガのインストラクター、そして有名なヨガインストラクターももちろん素晴らしいのですが、あなたがその日その時求めているヨガプラクティス、ヨガインストラクターは違うかもしれません。まずは、自分の心と体に耳を傾けて下さい。