イタリアのヨガ環境について

2019年2月10日Ayako Iwakami
2019年2月10日2019年2月10日

2014年からイタリアに住み始め、早4年目を迎える。ピエモンテ州アルバは、白トリュフで有名なこの地は世界的有名なバローロやバルバレスコのワインの産地でも有名な世界遺産認定の地。そんな自然いっぱいな場所に東京からやってきた私は、環境の違いに驚く。

まず殆どと言ってもいいほど、誰もがランニングや自転車、ジムやスポーツを習慣としてやっていたこと。通りで、イタリアで若い子で、太っている人をほとんど見かけないわけだ。ランニング、ウォーキングにサイクリング。そして話してるとイタリアの若者は仕事終わりに週に2、3回ジムに行っている。

そんな中、アルバにいくつかあるヨガスタジオに私も早速行ってみた。初めて行った時の感想は、

みんなすごく上手…

私がヨガインストラクターっていうのが恥ずかしいと思ったほど、レベルが高かった。ヨガクラスの後講師の人と話してると、やはりみんな週に2、3回定期的に来ているとのこと。完全に習慣になっている。ここに驚いた。

日本ではモデルさんがやっていたり、ファッション感覚で流行り、そして人気になったヨガだけど、イタリアでは習慣としてきちんと生活の中に取り入れられ、菜食主義の人も多い。インストラクターではなくても、学ぶ姿勢が素晴らしく、哲学を独自で学んでる人もいれば、インドに出向いて学ぶ人もいた。

資格という表向きのものにとらわれず、興味を持ち学ぶ。そして多くの人がヨガを習慣として取り入れているという姿勢が印象的だった。こんな風に学べたり、習慣にできる場所を提供したいと自分自身心から思う。