オフマットで活かすヨガの知恵! vol. 10

2018年12月6日Dai
2018年12月6日2018年12月8日

第1章 本当の自分(ゴール)探しは苦難の旅

23〜29項 神様への祈り

今回は、ゴールに達する八段階の教え八支則の1つの段階二ヤマの1つの教えについてです。バクティヨガなんて呼ばれたりもします。

イーシュヴァラ・プラニダーナイーシュヴァラとは、特定のシヴァ、キリスト、ブッタ、クリシュナなどの神様、または、宇宙意識、森羅万象を動かす大いなる存在、プルシャと色々な説明があります。どちらも、何か大きな力をもっていますよね?普段生活していて、 “何かに守られたラッキー!” “神社にお祈りに行こう!”とか、ふと思った経験ありませんか?誰もが、どこかに目に見えない存在がいて、それに頼って、守ってもらっていると知っているのかもしれませんね。人は可視光線以外の領域の光線は認識してないですし、人間が認知できるのは、宇宙で起きていることの数%という話もありますしね。

だから、大いなる宇宙の法則があるという前提で意識的に生活してみましょう!そんな思考では理解できない何か大きな存在にプラニダーナ 献身、祈念しましょう!というのがここのお話。

では、どんな事をするの?というお話なんですが、オーム(OM、ॐ)を唱えてみましょうというもの。これ僕も1日三回やりますが、結構自分の中がクリアーになる感覚あります。

A(アー)の音をヘソあたりのお腹に響かす
U(ウー)の音を胸あたりに響かす
M(ムー)の音を喉頭あたりに響かす

こんな感じで唱えるんです。声出しても出さなくてもオッケーです。人の身体の70%は水でできています。音は水を振動させるので、音の影響が人体に影響するのは間違いないです。さて、日本ではオーム真理教で有名になってしまいましたが、

アは、起きてる世界、ブラフマー、誕生
ウは、夢の世界、ヴィシュヌ、維持
ムは、熟睡している状態、シヴァ、終止

と人が体験できる3つの世界を表してる、インドの三大神を表してるというのが伝統的な意味。これを唱えることで森羅万象との同調が起き、ゴールの妨げとなる”障害”が取り除かれるそう。

次回は、その障害についてお伝えしますね。

(続)