ヨガの経典として有名なのは、紀元後4〜5世紀頃にインドの哲学者パタンジャリ(実在の人物かは諸説あり)によって編纂されたヨーガスートラ。簡単には、ヨガ(修行)の実践段階(八支則)と最終段階に到達すると人はどーなるか?について書かれており、これについて沢山の本が出ていますので、是非読んでみて下さい!(^-^)/ 、、、なんてお勧めはできません。いきなり読んでも
_| ̄|○ か (-_-)zzz
となる人が多いと思います。というのも、その理解には、仏教やヒンドゥー教に関するある程度の知識が必要になるからです。難解な書ですが、これを理解できる人が増えたら世界平和に繋がるかも、、、と少し本気で思ったりもしてます^_^。そんな自身の思いもあり、この連載では、現代の言葉で身近な分かり易い例を出しながら(を心掛けて?)、4章195節あるヨーガスートラをお伝えしていきます。
では、まずヨガのゴールを明確にしましょう!!!
宗教的な言葉を使えば、悟りの境地への到達、輪廻転生から解脱また、スピリチャルな言葉を使えば、宇宙と繋がるというのがヨーガスートラの一般的な説明。これらをもう少し身近な言葉で置き換えてみたいと思います。あっ、悟ったり、解脱したり、宇宙と繋がってみたい人はそのままでOKですが、、、ここでは、
“本当の自分を見つける”
なんて感じで、そのゴールを設定してみます。そして、前回のコラムで一番最初にサンスクリット語でヨガの意味は『つながり』と書きました。ヨーガスートラは、ヨガを続けた先にある本当の自分に『つながる』ヒントが沢山詰まっているんです。そう思うと少し興味湧きませんか?^_^ そして、私達はどんな生き物か?そして、どんなパワーがあり、そのパワーを思う存分に発揮するにはどうしたら良いか?そんな視点でヨーガスートラを読むともっと楽しく読めるんです!!!
さぁ、と次のお話しに行きたい所ですが、、、次回は、ヨーガスートラのより深い理解の為に、ヨーガスートラまでのインドの哲学の流れについてお話しします。
(続)
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