オフマットで活かすヨガの知恵! vol.1

ヨガってなんだろ?

2018年8月4日Dai
2018年8月4日2018年9月7日

皆さん、ヨガって聞いて何を連想されますか?サンスクリット語では、『つながり』なんて意味がありますが、、、

現在は、様々な流派も増え、ヨガウェアーのブランドも数多くあり、芸能人の方々も夢中になっているオシャレな(あっ、片岡鶴太郎さんは、少し毛色違うかもしれませんが^^;)エクササイズというイメージが強いのではないかと思います。そのイメージが強くなったのは、ここ10年くらいのこと。日本では、1980年に第一回国際総合世界ヨガ大会が開かれたことでブームとなりました。しかし、その後1994年〜2004年の10年間は、残念ながらオウム真理教事件でヨガ=怪しい宗教と認識されてしまう時代でした。

その後、海外でマドンナやハリウッド女優の方々がヨガをエクササイズとして取り入れたことから、再び日本でも流行り、2000年初頭に30万人程度だったヨガ人口は、今では100万人以上(ある統計では、300万人!)とも言われています。現在では、多くのフィットネスクラブ、ヨガスタジオだけでなく、公園、ビーチ、お寺、カフェなど様々な場所でヨガを楽しめる機会が増えています。

また、ヨガの身体だけでなく心理的な効果も医療の分野で注目され始め、マットの上で身体を動かせば健やかな心身でいれるという認知も科学的な根拠と共に広がってきました。これが現代のヨガですが、、、長い歴史のあるヨガとはそもそも何なのか?

その哲学や思想を丁寧に見ていくとオフマット、つまり日常生活でも活かせるような知恵が沢山あるんです!その起源は、文献によって差はありますが、今から約4500年前の紀元前25世紀頃のインダス文明にあると言われています。ヨガという言葉がでてきたのは、もっと後の紀元前15世紀〜5世紀のヴェーダのウパニシャッド(奥義書)の中。

そこには、ヨーガは修行法、業として社会に広く浸透していたと書かれています。うーん、なんだかしんどそうだし、オシャレ感なし!では、どんな修行法なんでしょうか?

次回は、ヨガの経典ヨーガスートラについて少しお話をします。

(続)