オフマットで活かすヨガの知恵! vol. 18

2019年4月16日Dai
2019年4月16日2019年4月16日

第2章 本当の自分探しの実践方法 46〜55項 次の3段階 瞑想の準備2

巷で広がってるヨガやマインドフルネスはこの部分。また、前回と今回の合わせた5段階を瞑想するための準備なんて言い方もあります。

まずは、アーサナ(坐法)について。
言わずもがなポーズとの認知が一般的。ハタヨガ→アシュタンガヨガやアイアンガーヨガ、そして多くの流派が欧米で広まって日本に入ってきました。この複雑なポーズをとるには、様々な意識と集中力、そして身体の機能を理解して動かすなど心身の安定にとても効果的です。ただ経典の中では、瞑想の準備として、身体を意識しないでも安定して長時間座れるような日々のトレーニングや準備運動を意味します。

次は、プラーナヤーマ(呼吸)について。

やる事は簡単で吸って、吐いて、たまに止める。呼吸は一日2、3万、意識しなくても行われます。しかしそれを一日100回でも意識的にできたら人生変わるとも言われています。プラーナヤーマのプラーナは生命の流れ。経典には、それを呼吸と共に体内にどう巡らせるか?そんな方法論も書いてあります。これについては、機会があったら説明しますね。

この段階で、長い時間安定した状態で座れることができるようになり、あなたの中にある本当の自分の自分を曇らせていたものがなくなってきますが、心はまだ何かに引っ張られている感覚が残っています。

そこで、

最後は、プラティヤハーラ(制感)について。

私たちは五感を通して何かを認識して、その認識から心の反応が起きます。この五感を通る感覚自体をコントロールしようというものです。自然の中にいると心が落ち着きますよね?それは、感覚に入ってくる情報からの反応が少なくるなるからです。だから人は忙しくなればなるほど自然を求めるのです。でも、そんな中々時間ない人も多いと思います。普段の生活で実現するには、感覚を使わないことをして生活してみましょう。例えば、直感とかインスピレーションで行動してみて、その体験が何を教えてくれたのかをチェックしてみたりして下さいね。

次回からは第3章になります。

(続)