ヨガの種類と特徴、自分に合うヨガを見つけることが大切

2018年8月10日八尋ハンナ
2018年8月10日2018年8月10日

ヨガには、種類がたくさん存在しているのをご存知ですか?それぞれ、ヨガの種類によって動き方も異なります。ヨガ初心者の方で、ヨガの体験に行って、 「思っていたのと違う…」「自分にはヨガが向いていない」と思って、1回きりのレッスンでヨガを辞めてしまった方もいるかと思います。これは、自分とヨガが合わなかったのではなく、自分とヨガの種類が合わなかった、という可能性があります。ヨガを長く続けるには、自分に合ったヨガを見つけることが大切です。この記事では、ヨガの種類と特徴をご紹介します。ぜひ自分に合うヨガを見つけるきっかけにしてください。

ヨガの種類

ヨガの歴史は古く、起源は今から4000年〜5000年前にインド地方発祥と言われています。ヨガは、もともと宗教的行法のため、心身鍛錬を目的として行われていました。長い年月をかけて、さまざまな流派が生まれたことによりヨガの種類が増えてきました。現在では、運動を目的としているヨガから、リラックスを目的としたヨガとそれぞれの目的にあったヨガを選べるまで種類が増えています。

ハタヨガ

ハタヨガは、日本のヨガ教室でプログラムとして多く取り入れられているヨガです。また、多くの種類があるヨガの元祖とも言われています。ハタヨガの由来は「ハ=ha (太陽)」「タ=tha(月)」というサンスクリット語からきています。陽と隠のバランスを大切に考えており、肉体、精神的な調和が取れることを目的とします。運動量は少なめですが、しっかりとポーズを取っていくため、運動不足の解消、デドックス効果などバランスのとれたヨガ。ハタヨガは、初心者向けのヨガです。

アシュタンガヨガ

アシュタンガヨガは、ヨガの経典(ヨーガ・スートラ)を八支則を取り入れた運動量の多いヨガ。 中級・上級者向けです。決められたポーズを呼吸に合わせて繰り返し、順番通りに行います。ポーズと呼吸を合わせることにより有酸素運動になります。ダイエットや、筋トレを目的とした方向けのヨガです。

パワーヨガ

パワーヨガは、アシュタンガヨガを元にアメリカで生まれた現代ヨガです。ハリウッドのセレブなどがトレーニングに取り入れたことから世界中で有名になりました。立ち姿勢のポーズが多く、ダイエットやボディメイクを目的にヨガを始めたい方向けです。

アイアンガーヨガ

ヨガの種類の中でも、特に正しいポース(姿勢)を取ることを目的としたヨガ。ヨガの元祖と言われているハタヨガの派生として始まったヨガのため、ヨガの伝統的な考え方に忠実。その上で解剖学的な視点からも考えられたポーズが多くあります。また、ヨガの補助道具などを使うことが特徴。ヨガ初心者でしっかりとヨガのポーズを学びたいという方向け。柔軟性を高めることができます。

隠ヨガ

隠ヨガは、一つひとつのポーズを3〜5分静止させながら進めます。座位、寝位のポーズが多いです。丁寧に股関節周りを柔らかくさせることにより、よりリラックス効果を高めることができます。自分の体の不調や、固くがなっている部分に自分で気づくことができます。デックス効果、リラックス効果を目的としたヨガです。運動量が多いヨガが苦手という方にはぴったりのヨガです。

さいごに

この記事で紹介させていただいたヨガで気になるヨガはありましたか?文字で読んでも実際やってみないと自分と合うか合うかどうか、わからないかもしれません。一度きりのヨガ体験でヨガをやめてしまうのは、残念です。ご紹介した通りヨガにも、さまざまな種類があるので、色々試しながら自分に合うのヨガを見つけてください。