ヨガをする上で大切なこと

2019年3月12日Ayako Iwakami
2019年3月12日2019年3月12日

インスタグラムの投稿を見ていて、ヨガは毎日しなければいけない、と思っている人が最近多いのかなと思い、少し私の気持ちを書きます。

もちろん、毎日ヨガが出来れば尚良いです。私自身毎日ヨガをする時間を自分ができる範囲で取っています。そしてそんなヨガが歯を磨くように毎日の習慣になればいいと思い伝えさせて頂いてます。しかし、毎日ヨガをすることが逆にいつもの生活に悪い影響を与えたり、逆にストレスになったり、ヨガをする事で誰かに迷惑を掛けてしまったり…というのはそもそもヨガではないと思っています。(8支則思い出してね)

人それぞれが違う生活、そして環境が違えば生活スタイルも違います。それぞれが生活のその中で出来る範囲でヨガをする。これで充分だと思います。私たちはヨガをするために生きているわけじゃないのです。自分の人生の中にヨガがあることを忘れないでほしいです。

またアーサナについて…

沢山の方が身体が準備出来る前に、難しいアーサナに挑戦をしようとします。もちろんチャレンジすることは楽しく多くの学びをくれる事でもありますが、身体が準備できていない時に高度なアーサナに挑戦することは、首を痛めたり、膝、腰など身体のどこかに痛みが生じることがあるのです。

アシュタンガヨガではアーサナの順番が決まっています。全てのアーサナが次のアーサナに入るための準備のように、準備が出来ていない時に行うハードなアーサナは身体を痛める要因となります。無理することは身体にも心にもいい影響は与えないのです。身体に痛みが生じれば気分は下がりまたそれがまたストレスとなります。練習する上で、しっかりご自身の身体、心を受け入れ、無理なくヨガをすることが、ヨガを継続する秘訣でもあります。

ヨガは私たちの身体と心を共に健やかにし、私たちの生活をより良くするための一つの方法であり、誰かと比べる必要もなければ、誰かと競うものでもないのです。また自分と戦いすぎる必要も無いのです。今ある全てを受け入れることもまた、ヨガの教えでもあります。

自分の人生の中において楽しくヨガが出来るように、自分の出来る道を進みましょう。
そして自分だけのヨガライフを楽しみましょう!