昨今のヨガブームでたくさんのクラスがいろいろな場所で楽しめるようになりました。その結果、インストラクターの人口も増え、これからもきっと増え続けていくでしょう。たくさんのインストラクターがいる中で、自分が必要とされるにはどうしたらいいのでしょうか?ヨガインストラクターとしての‘大切なもの’とは何でしょうか?
とにかくインストラクターはたくさんいる
ヨガが流行っているということはそれだけ人口も多いということです。ヨガを楽しむ人口はもちろん、インストラクターもたくさん増えています。つまりたくさんのインストラクターの中から自分を選んでもらう必要があるわけですから、選んでもらえる確率がどんどん下がっているといっても過言ではないということです。
10人いる中の1人よりも100人いる中の1人のほうが選んでもらえる確率は低いですよね。そういう環境になりつつあるということの理解が必要です。
どうやって選んでもらえばいいのか?
では、どのようにインストラクターとして自分のレッスンに来てもらう必要があるのでしょうか?同じようなレッスンをするインストラクターがたくさんいたとしても、誰かひとりを選ぶ決定的な理由は見つかりません。自分が何か商品を選ぶ時を想像してもらえばいいと思いますが、似たり寄ったりの商品を見ても何を選んだらいいかわからないし、グッときませんよね。これだ!と思える何かを感じれば手に取るはずです。そのグッとくる何かがインストラクターにも必要だということです。誰かと同じようなレッスンをするのではなく、相手に訴えかけるグッと感じさせるものが必要ということです。
相手に訴えかける‘何か’とは?
では、相手に訴えかけるにはどのようにすればいいのでしょうか?ヨガは人それぞれ、自分を大切にするツールでもあります。インストラクターも同じように自分を大事にして、生かしてあげればいいのです。今までに歩いてきた道や大事にしているものはインストラクターごとに違います。自分についてもう一度しっかり考えてみましょう。自分だけのその経験がレッスンで役に立つことがきっとあるはずです。それを相手に伝えるようにすればいいのです。自分のうちからあふれ出る言葉や思いで‘誰かと同じ‘ではないあなただけのレッスンができるはずです。
大切なことは誰にでも受け入れてもらおうとは思わないことです。人それぞれということは、みんなグッとくるポイントは違うということです。誰かに合わせていると、自分のせっかくの個性が死んでしまい、結果ありきたりの内容になったり疲れてしまうことが多々あります。自分を理解し、自分ならではの経験などを生かして相手にヨガを伝えることを大切にしていきましょう。嘘偽りのない言葉で相手の心に訴えかけるレッスンができますように!
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