失敗から学ぶ自分の立ち位置

2019年2月21日櫻井麻美
2019年2月21日2019年3月7日

ヨガは自分の今の状態をしっかりとありのままに理解し、それを受け入れていく作業。失敗はいけないことと捉えられがちですが、失敗をすることで自分では気づけなかったことに視野を広げることができます。失敗することを恐れず、そこから自分を客観的に見ることを学びましょう。

自分が間違えるはずがないという思い込み

人は誰でも間違えたくないと思っています。ですが、残念なことに、生きていく中で一回も過ちを犯したことがない人はだれもいないでしょう。それだけ、間違いは日常的なものなのです。そのことをまずは理解しましょう。

反対に、自分が間違えるはずがない、と思っていたらどういうことが起こるでしょうか?自分が考えていることは絶対に合っている、と思い込んでいたら、間違いを指摘されたときに、受け入れることはできません。道を修正できるチャンスを自ら捨て、誤った道へ進み続け孤立してしまうかもしれません。

また、自分の考えがすべてですから、他人にもそれを強いることもあるでしょう。誰かに対して自分の考えを押し付け、断られたときには相手が間違っている、という思いを募らせてしまいます。自分の考えに閉じこもってしまうのです。そして、自分は絶対に間違ってはいけないと追い詰めることになるでしょう。

間違えることを受け入れる

人は間違えることがある、自分も間違っていることがあると理解している人は、誰かに間違いを指摘されたときに、しっかりとそれを受け入れることができます。素直に認め、必要があれば相手に謝り、それを修正していきます。この修正こそが私たちには必要な作業なのです。誰しも最初から正しい道を理解し進むことができるわけではありません。修正を繰り返しながらより良い選択をしていくことが大切なのです。

それに必要なのは、自分のことを客観的に、ありのままに理解し、受け入れていくことです。何か間違いをしたと気づくこと、そしてそれを認めることはまさに同じ作業です。それがあって、私たちはより良い選択を選ぶことができるのです。その機会を与えてくれる隣人は、自分に恥をかかせる人ではなく、自分に学びをくれる人なのです。

間違いを恐れずに、進みましょう。間違いに気づいたら、しっかりと認めましょう。その日常の行いは、自分の立ち位置を明確にしてくれます。立ち位置がわかれば進むべき方向、やるべき課題がおのずと見えてくるはずです。その繰り返しで少しずつ、修正を繰り返しながら進んでいきましょう。