子どもとヨガ遊びをしよう!

2018年8月11日櫻井麻美
2018年8月11日2018年8月11日

大人がヨガできる環境はたくさん増えてきましたが、キッズクラスはまだまだ多くはありません。でも、クラスに通わせなきゃヨガができない、と難しく考えなくっていいんです。せっかくだから子どもとヨガしてみませんか?

子どもとヨガって何をすればいいの?

大人のクラスのように1時間静かーにゆったりと体を動かすのは小さい子どもには難しいのが現実…じゃあどうやってヨガをしたらいいのでしょう?

答えは簡単!子どもたちが大好きな「遊び」をうまく使ってヨガをすればいいのです。楽しく興味を持ってもらえるようにヨガ遊びをしてみましょう!子どもたちは想像力豊か。雲を見ただけで○○みたい!とイメージを膨らませることが得意です。ヨガでもその想像力を使えばいいのです!

なりきり遊びをしてみよう!

子どもたちが知っている、いろいろなものになりきってポーズをとってみましょう!みんなが大好きな犬や猫になりきってダウンワードドックやキャットカウをやってみたり、川に浮かぶボートをマネして船のポーズをしてみたり・・・アイディアは無限大です!きっと子どもたちからたくさんのアイディアが出てくるでしょう。「○○はどうかな?」「○○にしてみよう」「もっとこうしたほうがいいんじゃない?」ぜひ一緒に形にしてみてください。子どもの意見も尊重しながら楽しみながらできると、きっとヨガを好きになってくれますよ。

子どもたちへの呼吸の伝え方

そして、大人でも大切なのは呼吸です。呼吸をすることがわかるようになってきたら、ぜひ息をすることも取り入れてヨガのポーズを楽しんでみて下さい。といっても、「さあ、息を深く吐いて~」では通じない、または飽きてしまうことも多々あります。そんなときも「遊び」です。

「お誕生日ケーキのろうそくをみんなで吹き消してみよう!」と声をかけるだけで、みんな競ったように息を吐き始めます!!「ちっちゃいろうそくの時はどうかな?」「大きいろうそくの時はどうかな?」と伝えてみれば細く長い息と太く勢いのある息を加減してくれるでしょう。子どもたちは大人が思っているよりもいろいろなことができるのです。

ポーズができるかどうかより、楽しむことを大切に

子どもたちとヨガをするうえで一番大切なのは楽しむこと、です。子どもたちはとっても素直。楽しくないと思った瞬間にほかの楽しいことを探します。楽しくないことは、もうやりたくないとも思うでしょう。大人も一緒にヨガを楽しむことができたら、きっとヨガが好きになってくれます。ポーズをまねることだけから、だんだんとステップアップして、子どもたちがより自分を知るためのツールとしてもいつか役に立ってくれることでしょう。

少しずつ、楽しみながら。子どもと一緒にヨガ遊び、してみませんか?