今年もそろそろやってきますね、花粉の季節。やっと暖かくなって、心も体も解放～！という最高なはずの季節に、このとても残念な症状。鬱陶しいだけでなく、睡眠不足、生産性、集中力の低下により、まんまとイライラモードに突入する羽目になります。

花粉症は環境汚染、質の悪い食生活、ストレスの多い生活により私達の免疫系、神経系、呼吸器系が過敏になることで発症するといわれています。手っ取り早いアレルギー注射（免疫療法）、鼻用ステロイドスプレー、市販の抗ヒスタミン薬により症状を抑えている方が多いと思います。でもそれって、悪臭を放つ体に強烈な香水をふりまいてごまかしているのと同じ。もしかしたら、目見見えない何かが知らないうちに悪化してしまう恐れもあります。

残念ながら即効性はないのですが、よりホリスティックなアプローチである日々のヨガの練習によってもかなり症状を抑えることができるようです。ライフスタイルの一部として取り入れたヨガの練習を継続することで、体内で認知されたアレルギー源である花粉に対する免疫システムの反応を和らげることで、アレルギー症状を減らすのを助けることができるのです。

ヨガの練習で身体とマインドが弛緩した結果、免疫系の闘争反応が減少します。結果としてアレルギー症状が軽減されます。そのため、体の中で熱を発するような、ホットヨガやアシュタンガヨガはあまりお勧めしません。深くて長い呼吸を何度も繰り返すゆったりヨガがお勧めです。なぜなら、アレルギー反応はエネルギーの低下とも大きなかかわりがあるからです。エネルギーを燃焼するようなことは避けた方が賢明ということですね。また、練習中の呼吸は、息を吐く方に重点を置いてみましょう。短く息を吸い込み、長く息を吐く呼吸は心を落ち着かせる効果があるといわれています。

今年は今のうちからこのような方法で、辛い花粉症状を和らげられたら良いですね。