花粉症をノックアウト!! 食事編

2019年3月7日Hideko
2019年3月7日2019年3月7日

世界三大医学の一つであるインドのアーユルヴェーダでは、新しいシーズンが始まる前の各シーズンの終わりには“体を解毒する”という原則があります。我々の体は季節、天候や環境の変化により、不均衡な状態となり、体内に未消化物を蓄積すると考えられているからです。

季節性の解毒のためのもう一つの目的は、細胞に栄養液体を運びそして細胞から老廃物を運び去るマイクロチャネル、経路を浄化することです。 経路が毒素で詰まっていると、免疫システムの働きは鈍くなります。解毒は、アレルゲン反応を起こしやすい場合に特に重要です。春が始まる直前に解毒プログラムを開始すると、冬の間に蓄積した不純物を体から取り除くのに役立つのです。

食事においては、肝臓に負担をかけて、消化するのが難しい、化学物質や防腐剤が含まれているアイスクリームなどの冷たい食べ物や飲み物、油性または揚げ物の食べ物、酸っぱいヨーグルト、赤身の肉、ハードチーズなどのあらゆる種類の加工食品を避けましょう。

その代わりに、新鮮な野菜や果物、全粒穀物、消化しやすい種類の豆のスープなど軽くて栄養価の高い食事を食べるよう心がけ、毒素を除去するのを助けてくれる白湯もこまめに飲むようにします。

アーユルヴェーダの食事では用様なスパイスの効用を意識して取り入れていますが、春に取り入れたいスパイスは以下のものです。

  • ウコン・・・アレルゲンに直接対処するのに役立ちます。
  • コリアンダー・・・細胞の解毒を助けます。
  • フェンネル・・・冷えを中和します。
  • しょうが・・・経路を浄化する。
  • 黒胡椒・・・経路を浄化し、細胞を活性化させる。

最後に、あなたがいかなる病気にかかっても、必ず第一にしなくてはならないことは意識した休息。なぜなら安静が免疫システムをサポートしてくれるから。花粉が蔓延する季節、免疫システムを万全な体制に整えておくたのめ工夫と休息でこの素敵な季節を少しでも楽に過ごしたいものですね。